私が選ぶ一流品の基準。
私がいわゆる一流品を手にしたのは30代後半からでした。
もちろん、『俺のダンディズム』に影響を受けてのことです。
最初は、段田課長と同じく時計でした。
『俺のダンディズム』を何度も見返し、次はこれ、次はこれ
とばかりに、買い進めていきました。
実際に一流品を手にすると、精巧な作りや美しいデザインに
感心するばかり。
お金持ちであれば、欲しい物をポンポン買っていくのですが
さすがにそれはできません。
しかし、欲しい物・素晴らしい物は後から後からどんどん
出てくるので、自分の買うべきものは厳選しなければなりません。
こんなとき、私は次の三点を基準に選ぶことに決めています。
①頑丈であること。かつ、修理して使えること
高級ブランドの中には、何十年も使うことを想定して、
常に修理を受け付けているところがあります。
頑丈かどうかはネットや口コミで調べるしかありませんが
修理を受け付けてもらえるかは店頭で確認することができます。
②流行に左右されない普遍性を持ったデザインであること
奇抜な形状の場合、現在の最新デザインであっても、
後になって見たら最新ではなくなっている場合があります。
流行の最先端を目指すのではなく、定番の商品を選びます。
③20年後の自分が使っていておかしくないもの
いわゆる若い人向きの品を買ってしまうと、歳を取ってから
似合わなくなってしまいます。店員さんに、何歳くらいの人が
持つものなのかを尋ねることにしています。
「良い物を買って、一生使う」というのが私の基本方針です。
私のダンディなアイテムたちは、いずれもこの方針で選抜された
ものばかりです。
世の一流品の中には「一生モノ」どころか、孫子の代まで
使えるものまであります。
参考までに・・・
PATEK PHILIPPE(パテック・フィリップ)のキャッチコピー
気持ちを刻み込んで、その時計は受け継がれる。
父から子へ、世代から世代へ。
超一流の時計ブランドは、キャッチコピーも超一流ですね。